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はじめての武器屋 4

last update تاريخ النشر: 2025-11-08 06:16:51

 旅の疲れからか、ムツヤがウトウトし始めた頃に大きなひと仕事を終えたとばかりにギルスは二人に声を掛けた。

「お待たせーお二人さん、いやー時間掛かっちゃったよ、流石にこれは。回りくどいことは嫌いだからハッキリ言わせてもらうけど、今の俺の持ち合わせじゃ買い取りが出来ないな」

 一瞬モモは驚いて目を丸くしたが、ムツヤの持ち物だと思えば納得もいく。

「なるほど、素人目にも業物だとは思ったが」

「本当ですかギルスさん!?」

 ムツヤも驚いていた、あれって塔の1階に毎回2本3本は落ちてるから最近は見向きもしなかった剣だったのにと。

「あぁ、これは武器としての価値はもちろんあるが、どちらかと言うと骨董品としての価値があるね~」

 続けてギルスは言う。

「今から200年前のパン・トーテ戦争時にこの国の部隊長が持っていた剣だね。ってことは君のご先祖さんはパン・トーテ戦争に参加してたのかもね」

 剣の由来までギルスは解説を入れてくれた、あの剣にそんな歴史があった事をムツヤはもちろん知らなかった。

「まーそれほど珍しい剣じゃないけどこれは保存状態も良いからウチで買うなら80000バレシかなぁ。前もって言っ
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  • 裏庭が裏ダンジョンでした   キエーウ強襲戦 1

    「それじゃあ、作戦を確認するぞ」 朝食が終わり、アシノがそう声を掛けた。ムツヤの能力で周囲に人が居ないことは確認済みだ。 また、念の為音の妨害魔法で家を包んでいる。「まずここから南の枯れたダンジョンに、キエーウの支部がある。ムツヤは人の気配を辿ってその本拠地を叩く」「はい!」 勢いよくムツヤは返事をした。アシノは思う、こいつはアホだが戦いに関しては信用できる。 ただ、人を斬る覚悟だけはまだ出来ていないようだが……「よし、それじゃ私達だ」 まぁムツヤなら殺さず、動けないようにするのは簡単だろうと自分に言い聞かせた。「最強ムツヤ大先生の弱点は私達だ。誰か一人でも人質に取られたらまずい」「そうなのよねー」 ルーだけでなく全員がその点には合点がいく。「だから私達は自分の身を自分達で守ることだけを考えるぞ」 皆が頷いたのを確認してアシノは話を続ける。「現時点でだ、この中でムツヤの次に強いのはヨーリィだ」「私じゃないの!?」「黙ってろ!!」 アシノが立ち上がったルーの頭を引っ叩くと「ぷぺら」と言って椅子に戻った。「中距離近距離の戦いで一番強いのはヨーリィだ。だからヨーリィを一番南に置く」 ヨーリィは「わかった」と短く言った。「次、ヨーリィの援護にルーが付く」「任せちゃってー、ヨーリィちゃんは私が守るわ!」「後の私達は後方で自分の身を守ることだけを考えろ」 ユモトとモモ、リースは返事をする。これでキエーウ強襲戦への布陣は決まった。「それじゃあ行ってきます」「えぇ、どうかご武運を」 ムツヤはモモの言葉を聞き終えると風のように森を駆け抜けていく。「私達も布陣するぞ」―――――――――――――― ムツヤは千里眼を使い、周りの状況を確認しながら森の中を南に向けて走り続

  • 裏庭が裏ダンジョンでした   ここをキャンプ地としよう

     変なことを聞かれ、思わずユモトは吹き出してしまった。「あら、大当たりかしら?」「な、なにを言ってるんですか!? 僕とムツヤさんは男同士ですよ!?」「そういう意味で聞いたわけじゃなくて、仲間としてなんだけどー? やっぱユモトちゃんムツヤっちをそういう目で……」 しまった、罠にかけられたとユモトは思う。「ち、違います、好きじゃありません!!」「じゃあ嫌いなの?」 ユモトを下から覗き込んでルーは尋ねる。「い、いや、嫌いなわけないじゃないですか!! ですからその、好きとか嫌いとかじゃなくて、仲間として好きですけど、あとムツヤさんは強くて魔法も上手で尊敬してますけど」 顔を真っ赤にしてユモトはべらべらと早口で話していた。それを見て満足気にルーは笑っていた。「わかったわかった。からかって悪かったわよ」 うぅー、と言ってユモトは下を向いている。「でもさー、ムツヤっちって不思議よね。人を惹きつけるというか、いい人だけどおバカな所が放っておけないのかしら」 ムツヤに失礼かもしれないと思ったが、妙に的を射る発言に思わずクスクスと笑ってしまった。「えぇ、そうですね。ムツヤさんは優しいですけど」「おバカよね」 ルーがユモトを指差して言った。またハハハとユモトは笑う。「さーて、交代の時間まで魔法のお勉強をしながら見張るわよー!」「はい、今日もよろしくおねがいします!」 交代の時間の10分前、ヨーリィはバチッと目を覚ました。「お兄ちゃん起きて」 魔力の補給のために手を繋いだまま一緒に眠っているムツヤを揺さぶって起こした。「うーん、おはようヨーリィ」 眠そうにムツヤは起きる。テントを出るとユモトが魔法の訓練をしていた。「そう、そこでドピュッと出す感じで!!」「ど、ドピュッてですか!?」 相変わらずルーの教え方は直感的と言うか、下手だった。

  • 裏庭が裏ダンジョンでした   キエーウ強襲戦 3

     おびただしい血と共にリースの上半身が崩れ落ちて地面に落ちる。「リイイイイイィィィース!!!!!!!」 モモが叫んで近付く、そして回復薬を上半身に振りかけた。 リースは叫ぶことも動くことも無かった。目を開いたまま、何が起こったか分からないまま、絶命していた。「貴様あああああああ!!!!!」 モモは声にならない叫びを上げてその人影の方を見る。 ユモトはその凄惨さに思わず胃液がこみ上げて口に手を当てた。「裏切り者には、まず死んでもらうじゃんな」 男の声だった。ビュンビュンと大鎌を振り回し、血を払うと構え直した。「俺が憎いか? 亜人。憎しみの連鎖を断ち切るなんて無理じゃんな。こうして簡単に憎しみなんて生まれちまう」「人を殺しておいて何を言う!!」 涙を堪えながら剣先で男を捉えてモモは怒る。「それはお前も一緒じゃんよ。お前は俺の友人を殺した」 それを言われてモモはハッとした。「お前が斬った人間を忘れたか? 何でも切れる剣とデカくなる盾を持つ男じゃんよ」「モモ、話を聞くな!! 戦いに集中しろ!!」「キエーウの人間はほぼ皆、亜人に恨みがあるじゃんな。これは亜人をこの世から消すまで消えないわけ」 モモは思い出してしまう。始めて命を奪った男のことを。 出遅れた、男が鎌を持ち、こちらへ走ってくる。そこへ投げられたのは木の杭だった。 騒ぎを察知して走ってきたヨーリィが男の前に立ちはだかる。「例の死体少女のお出ましってわけか」 ヨーリィが木の杭をビュンビュンと投げるが、男は大鎌を振り回して弾き飛ばす。「ユモト!! ボーッとするな!!」 アシノに言われてハッと我に返り雷の魔法を詠唱した。鉄の武器を持つ者は雷の魔法を武器で弾く事も出来ず、躱すか防御壁を貼るかしか防御の手段がない。「遅いじゃんな」 男は大鎌を持っているとは思えない速さで右へと走り、雷を避ける。アシノもワインコルクをパァンと飛ばすが当たらない。 そんな男をモモは剣を持ち追いかけた。まずいとアシノは思う。「モモ、無理をするな!! そいつは今のお前じゃ歯が立たない!! ルーの加勢を待つんだ!!」 くっと足を止めて仲間の元へ戻るモモ。「逃げるのか? 弔い合戦といこうじゃんよ」 男へ怒りはあったが、理性の方が上回っていた様だ。 煽りも無視して距離を取って剣を構える。そんな中

  • 裏庭が裏ダンジョンでした   リースと共に 2

    「あ、兄貴…… もうやめた方が……」 寝ているムツヤに殴られ蹴られ兄はボッコボコになっていた。「馬鹿野郎お前、俺はムツヤを殺ってビッグになるぞ!!」 そう言ってツッコむも、またムツヤに殴られてしまい、遂に気を失ってしまった。「チクショウ覚えてやがれ!!!」 弟が兄を背負って逃げていくと、ムツヤと手を繋いで寝たふりをしていたヨーリィはそっとナイフをしまって眠りについた。 やがて日が昇り、うーんとユモトが起きた。魔物の警報魔法には異常が無い。「ムツヤさーん、ヨーリィちゃん、起きてくださーい。お料理作るのでカバンを貸して下さい」 トントンとムツヤの肩を叩いて言うとムツヤは目を覚ます。「あー、おはようございまずユモトさん」「おはようユモトお姉ちゃん」「魔物の心配をしてましたけど、何もなくて良かったですね」 ユモトが笑顔で言うとムツヤも「そうですねー」と言う。ヨーリィは無言でそれを眺めていた。 全員が起きて朝食を済ますと、アシノは赤い石を木に叩きつけてギルスを呼び出した。「やあ、おはようアシノ。何かあったのか?」 アシノは昨日あった事をかいつまんでギルスへ説明する。「それで、そこのリースって子を信用してキエーウの支部を叩こうってわけか」 ギルスは呆れてため息を付きながら言った。「あのな、どう考えたって罠の可能性が高いだろう、君達は昨日まで敵だった奴の言葉を信用するのか?」 そう言われてリースは何かを言いかけたが、下を向く。それを見てルーが代わりに反論する。「大丈夫、リースちゃんは良い子よ!」「良い子がキエーウに入るかバカ!!」 痛い所をつかれて思わずルーも黙ってしまう。ギルスは構わず持論を述べ続けた。「それに仮にだ、その子が本当のことを言っているとしても。キエーウだって馬鹿じゃない。きっと支部を移動させたか、罠を張って待ち構えているぞ」「そこでムツヤの出番だ」 腕を組んでいたアシノが喋る。「罠だろうがなんだろうが、こいつを送り込んで暴れさせりゃ勝てるやつなんていない」「そりゃそうかもしれんが……」 こっちにはムツヤという人型兵器と言うべき反則的な力がある。「もうビクビクとキエーウから逃げながら石を埋めるのはゴメンだ」 アシノが言った後、モモも話し始める。「それに、これ以上奴らを野放しにしていたら一般の人たちにも被

  • 裏庭が裏ダンジョンでした   リースと共に 1

     そこは真っ暗な空間だった。寝静まった後に目が覚めてしまったのかと一瞬思う。 しかし、違和感に気づく。私は自分の足で見えない床の上に立っていた。「いでええええええ」 目の前に急に現れた男がそんな言葉を言いながら振り返る。それは昨日切り捨てたうちわを使う男だ。「なっ、あっ」 私は全身の血が一気に抜けたような脱力感を覚えた。 男は血を流しながらコチラを見ている。思い出す、あの時の、初めて人を斬り殺した時の事を。「あああああああ、はっ」 夢と現実の狭間でモモは大声を出して起きてしまった。ルーは爆睡していたが、アシノはその声を聞いて起き上がる。「何かあったか!?」「あ、あの、いえ、変な夢を見ただけで何でもないです……」 冷や汗をびっしょりとかきながらモモは言う。月明かりでその姿はよく見えなかったがアシノはモモの夢に心当たりがあった。「昨日の戦いでも夢に出たか?」「えっ? あ、はい……」 当てられたことにモモは一瞬びっくりしたが、弱々しく返事をする。「珍しいことじゃない。初めて命のやり取りをすると、ほぼ必ずと言っていい程、数日の内に夢に出る。亡霊の仕業だなんて言う奴もいるがな」「そうですか……」 モモはボーッとした心のままで答えた。 するとアシノが歩いてコチラへやってくる。その様子も心ここにあらずといった感じで見ていた。「お前は良い戦いをした、恐い気持ちは私も分かる。私もそうだった」「アシノ殿……」 そしてモモの頭を優しく撫でる。 そんな事がある前に少し時間が戻り、リースを尋問し終えた後、アシノはやって来た治安維持部隊に交渉をしていた。「私達は彼女の案内でキエーウの本拠地を叩こうと思っています」 だが、部隊長は渋い顔をする。当然だ、正規の手続きでは逮捕して裁判にかけなくてはいけない。「私も、個人的にはキエーウを倒すならばそれが最善の手ではないかと思いますが……」「全て終わった後にリースには罪を償ってもらいます。と言っても彼女はキエーウに所属してまだ人を殺めていないそうです。事情も考慮されればそこまで重い罪にはならないでしょう」 うーんと部隊長は悩む。本当にどうしたものかと。「それに、何かあった場合の責任は私が取ります。勇者の特権を使わせて貰います」 勇者の特権とは、勇者の資格を持つものは国や人を守るため、ある程度だが

  • 裏庭が裏ダンジョンでした   レッツゴー拷問師 2

     音の妨害魔法は使用者が外にいる場合、使用者にだけは音が聞こえる。 ムツヤが何かの気配を察知したらしくハッとした顔をした。それを見逃さずアシノは尋ねる。「何かあったのかムツヤ?」「いえ、中で何か倒れる物音がして」 それを聞いて迷わずアシノは小屋の扉を開けた。「ルー、どうした…… って何してんだ!?」 扉の先ではリースが椅子に縛られたまま泡を吹いて倒れている。「な、何もしていないわよ!!! 私の愛情たっぷり手作りクッキーを食べさせただけで」「とんでもないことしてんじゃねーかよ!!!」 悪い勇者と良い召喚術師作戦は『料理の腕の悪い召喚術師』によって見事に失敗した。 リースは夢を見ていた。今はなき母親の体温を頭に感じて眠る夢だ。「おっかあさん!!」 そう言ってリースが飛び起きると、上半身を抱きかかえて居たモモはビクッと驚く。「……って、オーグ!! 触んな!! オーグになんて触られたくねぇだ!!」 リースの自由になっている右手がモモの頬をピシャリと叩いた。だが、モモは怒るでも悲しむでもなく、表情を変えずにいた。「お前の身の上は聞いた。私の同族が本当に済まない」 それを聞いてバタバタ暴れるのをリースは辞めた。「謝って済む問題じゃねぇべ!!!」「すまない、それでも謝ることしか私にはできない」 リースは脱力してモモにもたれ掛かかる。「もしかしたら……」 モモはポツリという。「もしかしたら、私もお前みたいに人間を憎んでいたかもしれない…… いや、正確には一時だが恨んでいた」「私の村に、キエーウの1人が来て村人を無差別に斬り殺していった。私の妹も深手を負い、ムツヤ殿が居なければ危なかったかもしれない」 それを聞いてリースはモモの顔を思わず見る。「私は、私は出来れば人と憎み合いたくない。綺麗事だろうが、キエーウのメンバーも…… できれば殺すことはしたくない」 リースはルー特製の愛情たっぷり毒クッキーのせいで体が痺れているのもあるが、完全にモモに体を預けていた。「沢山の犠牲を出したくはない。裏の道具をむやみに使えば不幸になる」「だども!!」 何かを言いかけてリースは黙った。その後、言葉を出す。「何が言いてえだ……」「リース、キエーウの本拠地を教えてくれ。ムツヤ殿が入れば犠牲は少なく…… いや、犠牲無くしてキエーウを壊滅できる

  • 裏庭が裏ダンジョンでした   イタガ攻防戦 3

    「……、どういう事よ」 ルーはジト目でアシノを見つめた。「ここを私達の拠点にして彼奴等を迎え撃つんだよ」「この様な場所で良いのでしょうか?」 ユモトも不安そうに尋ねた。アシノは一体何を考えているのだろうと。「こんな場所だから良いんだよ、ここは街が近いからどこから攻められてもすぐに駆けつけられる」「それなら街の中に居れば良いじゃない!!」 ルーがもっともらしい意見を言うが、アシノは首を振る。「ぶっちゃけた話、あの魔人に抵抗できるのはムツヤぐらいしか居ない。だが、ムツヤは正体を隠さなくてはいけない」「そんな事知ってるわよ」「だからムツヤには正体不明の冒険者になって貰わなくちゃ

  • 裏庭が裏ダンジョンでした   一番てっぺんに! 3

     ムツヤは『割ると辺りのクサイ匂いが消える青い玉』を触手トカゲの消えた場所に投げる。 これは割れた場所を中心として、約半径30メートルの空間に漂うどんな有害物質でも除去できる代物なのだが、普段は使い道が見つからないのでトイレのちり紙の横に山積みにされていた。 大きい方をした後のエチケットだ。 もちろん、これも外の世界で1玉売れば1週間は酒場で豪遊が出来る価値がある。 部屋は快晴の空の下で心地の良い風が吹いたように、爽やかな空気になった。 さっきまでの匂いを嗅いでいたムツヤは普段より余計に清々しく感じている。 ムツヤは知らない事が多い。 触手トカゲの吐き気を催す臭いは、常人であれ

  • 裏庭が裏ダンジョンでした   一番てっぺんに! 2

    「外の世界は危険だ、お前が行ってもすぐに怪物の餌食になってしまうだろう」 組んでいた腕を崩してタカクは続けて言う。「しかし、あの裏の塔の最上階にまで行けるぐらい力を身につけたらこの結界を解いて外の世界へと行かせてやろう」 その言葉を聞いた日からムツヤは塔の最上階を目指す日々が始まった。 物心が付く前から塔の60階までは冒険をしていたムツヤだったが、そこから先の階段には『触手だらけのキモいし臭いしデカイトカゲ』が居る。 近付きたくなかったので、いつもそこまで行って帰ってを繰り返していた。 それでも塔は毎回入る度に使い道も名前も知らないけど、面白そうな物がたくさん落ちている。 そし

  • 裏庭が裏ダンジョンでした   一番てっぺんに! 1

     ムツヤ・バックカントリーは今、外の世界に出て来て早々パンツ一丁にされてしまった。 月明かりに照らされるムツヤ少年の前にはオークが3人。その内1人は人間の美的感覚で見ると美人だ。 拾った本で外の世界の事を勉強していたムツヤは最悪の展開に気付いてしまい、一瞬で血の気が引いてしまう。「あ、あの、オーグさん、ひとつぅー…… いいですか?」「なんだ」 ムツヤは今にも泣きそうな、震えた声でオークへと質問をする。「ご、これから私は、あのー、いわゆる『っく、殺せ』って奴んなるんでしょうか? お、おれ、外の世界で女の子とは、ハーレムしだかったのに、お、オーグに」「何を気持ち悪いことを言っている

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